道教委・柴田教育長が教育状況視察　生徒や教職員を激励　岩見沢農業高の授業など見学

（道・道教委 2016-06-16付）

柴田教育長は「今の時間を大切にして頑張って」と呼びかけた

　【岩見沢発】道教委の柴田達夫教育長、空知教育局の小山茂樹局長、平瀬一弘次長ら一行は六日、岩見沢農業高校（西田丈夫校長）を訪問し教育状況を視察した。農場実習やスーパーサイエンスハイスクール（以下、ＳＳＨ）の授業の様子を見学したほか、生徒会、農業クラブの生徒らと面談。柴田教育長は「高校時代の友人や活動はその後も続くかけがえのないもの。今の時間を大切にして、頑張ってほしい」と激励した。

　道教委では、各管内における日ごろの教育活動状況を把握し、学力向上等の効果的な取組などを確認するとともに、教職員にねぎらいと感謝のメッセージを込めて教育状況調査を実施している。

　今回の視察には、道教委の柴田教育長、総務政策局総務課総括グループの小倉賢治主査、空知教育局の小山局長、平瀬次長が同行した。

　はじめに、西田校長が学校概要やＳＳＨの授業、取組などについて説明したあと、屋外で農場実習の様子を参観。ビニールハウス、水田などで実習に励む生徒の様子を見て回ったほか、穀物乾燥調製室、林産加工室などの設備を見学した。また、ＳＳＨ数学の授業を視察し、生徒たちにエールを送った＝写真＝。

　このほか、柴田教育長は生徒会、農業クラブの生徒十二人と面談。クラブの活動内容や将来やりたいことなどについて質問し、「高校時代の友人や活動はその後も続くかけがえのないもの。今の時間を大切にして、ぜひ頑張ってほしい」と応援の言葉を贈った。

　このあと、空知教育局を訪問して局内の業務の様子を視察。柴田教育長は「空知管内は市町数も多く、大変なことも多いと思う。健康に留意して、空知の子どもたちのために力を合わせてほしい」と激励した。

(道・道教委 2016-06-16付)