土曜授業推進事業の28年度実践校―道教委 新規2校含む小中18校 教育課程に位置付け年10回程度(道・道教委 2016-06-23付)
道教委は、文部科学省委託「土曜授業推進事業」の二十八年度実践校に、栗山町立角田小学校など小学校十二校、中学校六校、計十八校を決めた。新規指定は、寿都町立寿都小学校と天塩町立啓徳小学校の二校。各実践校では、年間の教育課程に位置付けた土曜授業を年十回程度実施し、基礎・基本の確実な定着などに取り組む。
同事業は、学校における質の高い土曜授業を推進するため、効果的なカリキュラムの開発、特別非常勤講師や外部人材、民間事業者等の活用を支援するとともに、その成果を普及するもの。
本年度の実践校には、栗山町立角田小など小学校十二校、中学校六校、計十八校が決定した。このうち、新規指定は寿都町立寿都小と天塩町立啓徳小の二校。
各実践校では、年間の教育課程に位置付けた土曜授業を年十回程度実施。①基礎・基本の確実な定着②外部人材や地域の教育資源の活用③体験的・問題解決的な学習の充実―などに取り組む。
道教委は、道土曜授業カリキュラム等検討委員会を開き、事業推進のための指導助言や、成果の普及の在り方についての協議、効果的なカリキュラムの在り方の検討などを行う。
また、市町村の判断で土曜授業を実施する小・中学校のうち、同事業推進に協力できる学校を、道教委独自の実践協力校として、今後、指定する。
本年度土曜授業実践校はつぎのとおり。
▽空知=栗山町立角田小、栗山町立継立小
▽石狩=恵庭市立柏陽中
▽後志=寿都町立寿都小(新)
▽胆振=登別市立幌別中、厚真町立厚南中
▽日高=日高町立里平小
▽渡島=北斗市立谷川小
▽桧山=奥尻町立青苗小
▽上川=南富良野町立南富良野小
▽留萌=天塩町立啓徳小(新)
▽宗谷=稚内市立稚内中
▽オホーツク=小清水町立小清水小、小清水町立小清水中
▽十勝=陸別町立陸別中
▽釧路=弟子屈町立和琴小
▽根室=羅臼町立羅臼小、羅臼町立春松小
(道・道教委 2016-06-23付)
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