飲酒運転根絶へ臨時会議―空知教育局

（道・道教委 2016-07-01付）

飲酒運転の根絶に向けた気運を高めた

◆規範意識強くもって　全教職員への周知徹底要請

　【岩見沢発】空知教育局は六月二十八日、空知合同庁舎で臨時管内道立学校長および教育長会議を開催した＝写真＝。出席した約五十人を前に、小山茂樹局長が「すべての教職員が、“飲酒運転をしない、させない、許さない”という規範意識を強くもち、交通安全の取組を指導していただきたい」と訴え、飲酒運転根絶に向けた全教職員の交通安全意識の向上、取組の徹底を要請した。

　昨今の飲酒に起因する交通事故等の発生を踏まえ、飲酒運転の根絶に向けた機運を高めることが目的。

　はじめに、小山局長が「飲酒運転の根絶に向けて教職員に対する指導を一層徹底するとともに、一人ひとりが強い気持ちをもって自主的に行動することが必要」と強調。「管内すべての学校、すべての教職員が率先して交通法規を順守し、“飲酒運転をしない、させない、許さない”という規範意識を強くもつとともに、各学校での交通安全の取組を確実に指導していただくようお願いしたい」と呼びかけた。

　続いて、国安隆企画総務課長が道内教職員の飲酒運転にかかる処分事案を提示。飲酒運転根絶に向けた具体的な取組として、各学校の管理職に対しては、週末の職員への注意喚起の徹底、職員会議や研修での指導の強化を求めたほか、職員自ら組織し、交通安全の署名活動や交通安全の日の設定などの啓発活動を行う「マイカークラブ」などの組織を設置し、交通安全意識を高める取組を進めるよう要請した。

　また、教育長に対しては、校長会による各学校長への説明を通して、すべての職員に対し飲酒運転根絶への意識を高めるよう求めた。

(道・道教委 2016-07-01付)