飲酒運転根絶へ緊急会議―渡島教育局

（道・道教委 2016-07-01付）

辻局長が「所属校から事故を絶対に発生させないという意識をもって」と要請

◆危機意識、一層強めて　道立学校管理職に迅速な対応要請

　【函館発】渡島教育局は六月二十九日、渡島合同庁舎で臨時管内道立学校長会議を開催した＝写真＝。管内の高校や特別支援学校の校長、教頭など二十一人が出席。酒気帯び運転に対する注意喚起と飲酒運転の根絶に関する条例について説明を行った。

　辻俊行局長はあいさつで、相次いで発生している酒気帯び運転による事故などに対して、迅速な対応を要請。「道のトップ三人が謝罪するというのは異常事態。所属校から事故を絶対に発生させないという意識をもってほしい」と強く訴えた。

　続いて、山﨑義一企画総務課長が「北海道飲酒運転の根絶に関する条例」などについて説明し、各所属の全職員を対象とした会議などの早急な開催を要請。「緊急事態であるという意識を強くもってほしい。今後は意識改革への取組強化を行う」と強調した。

(道・道教委 2016-07-01付)