管内道立学校長・教育長会議開く―オホーツク局　より一層の危機意識を　飲酒運転撲滅へ法令順守要請

（道・道教委 2016-07-15付）

４６人が出席した

　【網走発】オホーツク教育局は六月三十日から二日間、湧別町文化センターさざ波およびオホーツク合同庁舎でオホーツク管内道立学校長および管内教育長会議を開催した＝写真＝。管内市町村教育長や道立学校長合わせて四十六人が出席。添田雅之次長は、教育公務員による飲酒運転撲滅に向けて、「より一層の危機感をもって、不祥事の防止に取り組んでいただきたい」と強く要請した。

　同会議は、小樽市銭函で発生した飲酒運転事故を契機に策定された「道飲酒運転の根絶に関する基本方針」等を再確認し、学校職員を含めた道教委任命の職員から二度と飲酒運転の違反者を出さないための取組を強化するもの。教育長や管内高校長など、二日間で四十六人が出席した。

　二日目のオホーツク合同庁舎での会議には、市町村教委教育長など二十九人が出席。添田次長はあいさつで、六月以降、警察官や道職員、公立学校教員による酒気帯び運転などが相次いでいることにふれながら、「極めて憂慮すべき事態。これまでも不祥事防止に向けた取組を行ってきたが、より一層の危機感をもって、不祥事の防止に取り組んでいただきたい」と訴えた。

　このあと、飲酒運転の根絶に関する条例の確認、学校職員の飲酒運転にかかる今後の対応、教職員における不祥事防止について確認し、規範意識の高揚を図った。

(道・道教委 2016-07-15付)