ステッカーやパンフ作成　飲酒運転根絶へ啓発―道教委

（道・道教委 2016-07-15付）

ステッカー

　道教委は、飲酒運転の根絶に向け、啓発用のステッカーやパンフレットなどを作成した。

　道教委職員・道立学校教職員の飲酒運転根絶に向けた「決意と行動」では、具体的な取組を提起。飲酒運転根絶誓約書の提出、飲酒運転根絶カードの携行、執務室への飲酒運転根絶道民宣言の掲示、公用車へのステッカー掲示、啓発用パンフレットの配布などを挙げている。

　今回、それらの誓約書などを作成。各課、各教育局などにデータ配布し、それぞれの職場でプリントアウトし、活用できるようにした。

　誓約書は、「道路交通法に定める関係規定を順守することはもとより、道飲酒運転の根絶に関する条例を順守し、飲酒運転根絶道民宣言に率先して取り組む」ことを誓約し、記名・押印の上、所属長に提出する。

　道民宣言は、十三日に札幌市内で開かれた「飲酒運転根絶の日」決起大会で採択されたもの。「交通ルールを順守し、飲酒運転をしない」ことなど七点を宣言している。

　カードは、この道民宣言や、道飲酒運転の根絶に関する条例の理念「飲酒運転をしない、させない、許さない」などをコンパクトに記載。職員は、カードに記名の上、携行する。

　ステッカーは、自動車のダッシュボードやリアウインドーなどの目に付きやすい場所に貼付。「飲酒運転根絶道民宣言車」であることを明確に示す。すべての公用車のほか、自家用車への掲示も奨励している。

　パンフレットでは、条例の趣旨や飲酒運転の懲戒処分内容を解説しているほか、根絶・再発防止に向け、「運転の八時間前には飲酒ストップ」などのポイントを提示。家族への協力要請も掲載している。

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(道・道教委 2016-07-15付)