胆振局が臨時校長・教育長会議開く 注意・指導の徹底要請 飲酒運転根絶へ意識共有(道・道教委 2016-08-29付)
阿部局長が取組の徹底を訴えた
【室蘭発】胆振教育局は二十四日、むろらん広域センタービルで臨時道立学校長・教育長会議を開催した=写真=。今月、他管内の道立学校の教職員が飲酒運転によって検挙される事案が発生したことを踏まえ実施したもの。阿部清明局長は、管内道立学校長および教育長約三十人に対し、「自身の学校、市、町からは飲酒運転の事案を絶対に出さないという強い意識をもち、管理職員による注意・指導の徹底を」と訴えた。
同会議は、六月下旬にも開催しているが、今月中旬、道東の道立特別支援学校の教職員が飲酒運転により検挙される事案が発生。こうした状況を踏まえ、再発防止に向け、再び会議を開催することとした。
冒頭、あいさつに立った阿部局長は「道教委では、飲酒運転根絶取組強化期間を踏まえ、市、町はもとより、道立学校職員が一丸となって再発防止に取り組んでいたところ。その最中にもかかわらず、こうした飲酒運転が再び発生したことは、きわめて重要な問題であり、憂慮すべき事態」と強調した。
また、「児童生徒に交通安全を指導する立場にある教員の酒気帯び運転が再び発生したことは、保護者をはじめ、道民の信頼を大きく損なうもの」と説明。その上で、「自身の学校、市、町からは飲酒運転事案を絶対に出さないという強い意識をもち、管理職員による注意・指導の徹底等をお願いするほか、“飲酒運転をしない、させない、許さない”という条例の理念について、あらためて周知を行い、飲酒運転根絶に向けた取組の徹底を」と訴えた。
続いて、松田俊也企画総務課長が「飲酒運転にかかる再発防止の徹底」「服務規律の保持」について説明。飲酒運転の再発防止に向け、あらためて取組の徹底を求めた。
(道・道教委 2016-08-29付)
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