道教委スポーツエキスパート活用事業派遣校　札幌西陵高など２１校決定

（道・道教委 2016-08-29付）

　道教委は、二十八年度「スポーツエキスパート活用事業」の派遣校を決定した。運動部活動の維持および安全管理を図るため、外部指導者を起用し、学校体育の振興に寄与しようというもので、より専門性の高い実技指導が必要とされる運動部などに派遣される。本年度は札幌西陵高校、岩見沢東高校、登別明日中等教育学校など二十一校二十二部（部活動）に学生指導者二人、一般指導者二十人を派遣する。

　同事業は、運動部に実技経験のある指導者がいない学校を対象に、専門的な指導を行うことができる外部指導者を派遣するもの。①一学年二学級以下の学校②複数校合同の運動部活動を行っている学校③安全性の確保を図る上でより専門性の高い実技指導が必要とされる運動部（柔道、空手、ボクシング、ラグビー、体操、スキーなど）を有する学校④その他特別な事情のある学校―のいずれかを満たすことが要件。同一部活動への継続的な派遣は三年までとなっている。

　外部指導者の要件は、「公立学校の教職員以外の者（大学生を含む）」「当該運動種目において相応の実技指導力を有する者」「原則として学校の所在する市町村に居住している者」となっている。

　外部指導者の実技指導については、「部活動顧問の指示のもとに行う」「一回の指導は二時間程度」などの範囲で指導に当たる。

　本年度は、二十一校二十二部（部活動）に、学生指導者二人、一般指導者二十人を派遣する。うち、札幌西陵高は、学生指導者二人が派遣され、それぞれサッカー部、男子バスケットボール部の実技指導を担当する。

　派遣校はつぎのとおり。

▼学生指導者＝二人

▽札幌西陵高＝サッカー部、男子バスケットボール部　

▼一般指導者＝二〇人

▽岩見沢東高＝少林寺拳法部

▽栗山高＝サッカー部

▽札幌琴似工業高＝空手道部

▽札幌手稲高＝空手道部

▽札幌南陵高＝野球部

▽北広島高＝チアダンス部

▽小樽工業高＝バドミントン部

▽余市紅志高＝スキー部

▽苫小牧工業高＝アイスホッケー部

▽登別明日中等教育学校＝バレーボール部

▽浦河高＝弓道部

▽旭川東高＝山岳部

▽士別翔雲高＝弓道部

▽留萌高＝スキー部

▽津別高＝弓道部

▽北見商業高＝バスケットボール部

▽清里高＝弓道部

▽女満別高＝野球部

▽音更高＝ダンス部

▽釧路江南高＝卓球部

(道・道教委 2016-08-29付)