飲酒運転根絶へ臨時校長会議　各校で指導の徹底要請　研修会開催など検討―渡島局

（道・道教委 2016-08-26付）

辻局長は「強い危機感をもち、管理職としての責任の重さを認識してほしい」と訴えた

　【函館発】渡島教育局は二十四日、渡島合同庁舎で、臨時渡島管内道立学校長会議を開いた＝写真＝。二十日に発生した道立学校教諭による酒気帯び運転および事故発生に伴い、現状説明と注意喚起を目的に開催したもので、管内の道立学校長二十一人が出席。辻俊行局長は各校長に対し、「問題意識を強くもち、教職員への指導を徹底してほしい」と訴えた。

　はじめに、山下亮一次長が今回の臨時校長会議開催までの経緯などについて説明。その上で、「今一度、所属の職員と自分自身の飲酒運転に対する意識の徹底をお願いする」と呼びかけた。

　続いて、辻局長が「管内ではここ数年、酒気帯び運転・飲酒運転の事例は発生していないが、問題意識を強くもち、各所属の学校で徹底した指導を早急にお願いしたい」と要請。事件発生後、道教委本庁とのテレビ会議における内容を紹介し、あらためて注意喚起するとともに、「強い危機感をもち、管理職としての責任の重さを認識してほしい」と訴えた。

　このあと、山﨑義一企画総務課長が、管内における今後の対応などについて説明。職員を対象としたアンケートの再調査や、飲酒運転に関する研修会の開催などの考えを示した。

(道・道教委 2016-08-26付)