飲酒運転根絶へ臨時校長会議　実効性ある取組徹底を　メンタルヘルス対策も―釧路局

（道・道教委 2016-08-26付）

石川局長は「強い決意をもち、管理職による注意・指導を徹底してほしい」と求めた

　【釧路発】釧路教育局は二十四日、同局で臨時道立学校長会議を開き＝写真＝、職員の飲酒運転の再発防止の徹底について共通理解を図った。石川忠博局長は、飲酒運転根絶に向けた各校の実効性ある取組に期待するとともに、メンタルヘルス対策等の大切さについてもふれた。

　二十日に道東の道立特別支援学校の男性教諭が飲酒運転を行い、警察に酒気帯び運転として認定される事案を受けて、臨時に開催したもの。道立高校と特別支援学校から十四人の校長が出席した。

　石川局長は、道教委として七月に「道教委職員の飲酒運転根絶に向けた〝決意と行動〟」を策定し、七月十三日から九月三十日までを飲酒運転根絶取組強化月間としている中、「このような事案が起こったことは子どもたちだけではなく、保護者、道民の信頼を大きく損なうもの」と指摘。「“自校からは絶対に飲酒運転を出さない”という強い決意をもち、管理職による注意・指導を徹底してほしい」と実効性ある取組に期待した。

　さらに、同事案では「寝付けずに飲んだ」とあることから、職員の日ごろのストレス、メンタルヘルス対策、病気休職中の職員の行動も注視するよう求めた。

(道・道教委 2016-08-26付)