札幌市美しが丘緑小が開校記念式　２０年の歩み振り返る　１６０人が節目祝い合う

（学校 2016-11-10付）

髙村校長は「開校２０周年を新たな飛躍の年として、今後も、魅力ある学校づくりに取り組んでいく」と決意した

　札幌市立美しが丘緑小学校（髙村誠校長）は十月三十一日、同校で開校二十周年記念式典を挙行した＝写真＝。関係者約百六十人が出席。学校のこれまでの歩みを振り返ったほか、児童が合唱やダンスを披露するなど二十周年の節目を祝った。

　同校は、平成八年十一月一日の条例施行日をもって、札幌市で二百九番目の小学校として設置された。学校教育目標「生きる力を大切にする子の育成」のもと、様々な教育活動を展開。これまで一千百二十八人の卒業生を送り出している。

　式典では、髙村校長が式辞。二十年の歴史を振り返ったほか、同校の教育活動にふれ、「子どもたちは開校当時と同じように瞳を輝かせ、楽しく充実した学校生活を送っている。これもひとえに歴代の校長先生方を始めとする教職員の皆さん、保護者・地域の皆さんのおかげ」と述べた。

　児童に対しては、「たくさんの人たちが温かく見守ってくださったからこそ、きょうという良き日を迎えられた。その温かい気持ちに感謝するとともに、開校二十周年をみんなで祝えるその喜びをしっかりと心に刻んでほしい」と呼びかけた。

　また、「開校二十周年を新たな飛躍の年として、今後も魅力ある学校づくりに取り組んでいく」と述べた。

　来賓祝辞では、札幌市教委の引地秀美学校教育部長と同校ＰＴＡ会長の設樂浩之氏が登壇。このうち、引地部長は児童に対して、「皆さん一人ひとりが自分の夢や憧れに向かって自分の良さを発揮し、人との心のつながりを大切にして努力し続けてほしい」と呼びかけた。

　続いて、ビデオ上映を実施。学校祭やＰＴＡ祭りなど様々な取組を紹介した。

　このあと、グリーン・スクール・パーティーを実施。児童が校歌などを合唱したほか、ダンスやラップを披露し、開校二十周年を祝った。

(学校 2016-11-10付)