発想転換し職務に励んで　札幌市教委・長岡教育長が仕事始めで年頭あいさつ

（市町村 2017-01-05付）

教育現場を取り巻く課題の解決に向け取り組むよう求めた

　札幌市教委の長岡豊彦教育長は四日、市教委で仕事始めに当たり職員に年頭のあいさつを述べた。道徳の教科化やカリキュラム・マネジメント、いじめ・不登校の問題など、多岐にわたる課題の解決に向け、より一層取り組むとともに、社会の変化に対応するため、発想の転換の重要性を強調。「目標や夢をもって一年間を過ごしてほしい」と呼びかけた。

　長岡教育長は、昨年のイギリスのＥＵ離脱をめぐる話題や、アメリカ大統領選挙の結果などを振り返り、「既成の価値観や概念が通用しない時代になっているのではないか」と指摘。

　道徳の教科化やプログラミング教育、カリキュラム・マネジメント、いじめ・不登校問題など、教育現場を取り巻く課題の解決に向けて、より一層取り組んでいくことを求めた。

　また、社会が変革していく中で新たな取組を進めるためには、発想の転換の重要性を強調。「目標や夢をもって一年間を過ごしてほしい」と呼びかけた。

(市町村 2017-01-05付)