札幌市２９年度当初予算案の教育・子育て関連事業①

（市町村 2017-02-06付）

　札幌市の二十九年度当初予算案（三日付１面既報）のうち、教育・子育て関連事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▼子ども未来局

▽子どもの権利推進事業費＝五六〇―子どもの権利の普及啓発、子どもの権利委員会の開催、まちづくり等への子どもの参加の促進等

▽プレーパーク推進事業費＝三〇〇―既存の公園等を活用し、規制を極力排除した子どもの遊び場「プレーパーク」の推進

▽子どもの体験活動の場支援事業費＝三、二〇〇―旧真駒内緑小学校の跡施設を活用し、子どもが主体的に様々な体験活動を行う場を提供

▽少年国際交流事業費＝六八〇―シンガポール少年交流事業派遣一四人、姉妹都市少年交流事業本市受け入れ一八人

▽仮称・子ども貧困対策計画策定関係費＝三五〇―仮称・子ども貧困対策計画の策定

▽子どもの居場所づくり促進事業費＝二五〇―子どもに対する無料・低価格での食事の提供や多世代交流といった、子ども食堂の機能を担う市民主体の取組への支援（新規）

▽放課後子ども教室等事業費＝二、三〇〇―六ヵ所

▽児童会館整備費＝三、六〇〇―児童会館の工事二ヵ所、実施設計三ヵ所、整備手法調査一ヵ所

▽ミニ児童会館整備費＝一、四〇〇―面積拡充一ヵ所

▽私立学校教材教具等整備費補助金＝九、一〇〇―小学校一校、中学校七校、高校一九校

▽私立学校施設整備費貸付金＝二、〇〇〇―新規一件

▽社会体験機会創出事業費＝二九〇―若者の職場体験等の受け入れ先となる企業、地域団体等の開拓

▽中学校卒業者等進路支援事業費＝二九〇―中学校の卒業時や高校の中退時等に就職や進学が決まっていない若者に対する相談支援を実施

▽ひきこもり対策推進事業費＝七四〇―ひきこもりに特化した専門相談窓口としての機能を有する「ひきこもり地域支援センター」の運営

▽ひとり親家庭等日常生活支援事業費＝一六二―就職活動や疫病等により一時的に生活援助が必要な場合などに家庭生活支援員の派遣を実施

▽私立保育所等補助金＝二六五、四〇〇―私立保育所等に対し、質の高い保育や適正で安定した運営を確保するために実施する、人件費、その他経費等への補助を拡充

▽私立幼稚園等補助金＝五六、〇〇〇―特別な教育的支援を要する幼児の保育にかかわる教員の人件費や、教材教具・管理用備品の購入費等を補助

▽認定こども園整備費補助金＝一四〇、五〇〇―認定こども園の整備に対する補助

▽地域子育て支援推進事業費＝四、八〇〇―各区保育・子育て支援センター等で子育て相談や講座等を実施するほか、地域での子育て支援にかかる取組を支援

▽さっぽろ親子絵本ふれあい事業費＝八八〇―乳幼児健診時に絵本を配布し、読み聞かせを実施

▽都心部常設キッズサロン整備事業費＝一、四五〇―子育て家庭が都心部を訪れたときに利用できる常設の子育てサロンを開設

▽児童虐待防止対策事業費＝八四〇―児童虐待防止、早期発見のための体制強化等

(市町村 2017-02-06付)