事故から子ども守ろう！　建設業団体が津別町教委に安全旗８０旗を寄贈

（市町村 2017-04-11付）

中村社長（左）が宮管教育長に安全旗を手渡した

　【網走発】交通事故から子どもたちを守ろう！―。津別町教委に四日、建設産業交通安全推進網走地方本部美幌支部（支部長・大沼剛聖太建設㈱社長）が交通安全旗八十旗を寄贈した。同支部の津別地域を代表して津別建設㈱の中村光一社長が「安全・安心な地域づくりに貢献できれば」と述べ、宮管玲教育長に交通安全旗を手渡した。

　この取組は、二十一年度から始めたもので、地元の交通安全協会と相談し初年度は赤色警棒と反射ステッカー、次年度は伸縮式手旗、二十三年度からは交通安全旗を寄贈しており、ことしで九年目。町教委では、入学式と秋の交通安全運動週間に合わせて年二回、ＰＴＡの協力を得て交通安全旗を入れ替えている。

　当日は、中村社長が津別町教委を訪問。宮管教育長に交通安全旗を手渡した。宮管教育長は「この黄色の旗が町になびくようになると、春だなと思う。子どもたちが交通事故に巻き込まれないよう、安全意識を高めていきたい。安全旗は学校周辺の通学路などに掲揚する」と述べ、毎年の協力に感謝の意を伝えた。

　中村社長は「安全・安心な地域づくりに貢献したい。子どもや老人をはじめ地域住民の交通安全意識の高揚につながれば」と述べ、今後も積極的に交通安全活動を進めていく考えを示した。

(市町村 2017-04-11付)