夕陽会函館市支部が総会開く　地域に貢献できる組織へ　新支部長に駒場小・宇佐美校長

（関係団体 2017-04-20付）

宇佐美新支部長が今後の抱負を述べた

　【函館発】道教育大学函館校同窓会の夕陽会函館市支部は八日、函館市民会館で二十九年度総会を開催した。函館市内の学校に勤務する会員など約百人が出席。二十九年度の事業計画、予算案を審議し、今後の活動の充実と推進に向けて意識を共有した。役員改選では、新支部長に函館市立駒場小学校の宇佐美雅司校長を選出した。

　夕陽讃歌斉唱、新会員・転入会員の自己紹介に続いて、風間和夫支部長があいさつ。昨年の活動を振り返りながら、「各種事業を通して会員相互の親睦と発展を図ることができた」と話した。また、昨年、地域貢献活動の一環として行った、函館市コミュニティプラザへのキッチン用品寄贈について、会員の協力に感謝を述べた。

　引き続き、来賓の藤川隆夕陽会本部会長と伊藤皓嗣支部顧問があいさつ。藤川会長は、日ごろの支部の活動、特に、継続して行われている地域貢献活動に敬意を表するとともに、「今後とも本部のおひざ元として協力を願いたい」と呼びかけた。

　議事では、二十八年度会務報告・決算報告・監査報告を行い、一括で承認した。つぎに、二十九年度運営方針・事業計画・予算案について審議。運営方針では、「広報活動の充実を図り、地域に貢献できる組織を目指す」など五点を示し、事業計画・予算案と合わせて、満場一致で承認となった。　

　役員改選も行い、新支部長に函館市立駒場小の宇佐美校長を選出した。あいさつに立った宇佐美新支部長は、来年、夕陽会が創立百周年を迎えることにふれ、「支部として今まで以上に本部と連携・協力していきたい」と決意を述べ、「本年度も会員の絆を深めていこう」と力強く呼びかけた。

　新年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽支部長＝宇佐美雅司（駒場小校長・新）

▽副支部長＝松田賢治（潮見中校長・新）、寺本公彦（函館市教委学校教育課長）

▽監査＝田湯義浩（北美原小教頭）、田上直広（亀田中教頭・新）

▽幹事長＝近江辰仁（駒場小教頭・新）

▽副幹事長＝大室文子（八幡小教頭・新）、佐山秀一（駒場小教諭・新）

(関係団体 2017-04-20付)