上川管内校長会が総会研修会　子の未来に責任もつ経営を　役員改選―澤井会長再任

（関係団体 2017-04-20付）

澤井会長は教育課題に迅速に対応する考えを示した

　【旭川発】上川管内校長会は十四日、第四十三回総会研修会を開催した。管内の小・中学校などの校長九十八人が参加。議事では、二十八年度の会務、会計決算報告を行ったほか、二十九年度の活動方針、事業計画などを協議し、全会一致で承認した。また、役員改選では、会長に鷹栖町立鷹栖小学校の澤井陽一校長を再任した。

　はじめに、役員改選を行い、澤井会長を再任した。あいさつに立った澤井会長は、国の動向にふれ、これから求められる学校経営マネジメント、地域一体となって取り組む教育活動の重要性や連携などへの考えを示した。その上で、「今後、迫りくる教育課題について、迅速に対応していきたい」と述べた。

　来賓あいさつでは、管内教育委員会連合会教育長部会の石田政充会長が登壇した。管内の様々な教育課題に対し、地域に根ざした教育を進める必要性を訴え、「校長先生の経験と知識を生かして、地域と連携して教育体制を築いてほしい」と呼びかけた。

　続く議事では、二十八年度の会務報告や決算報告を行ったほか、二十九年度の活動方針や重点および事業計画などを協議した。

　本年度の活動方針は、引き続き、「愛情と信頼　研鑚と結束」を合言葉に、子どもたちの未来に責任をもつ学校経営の推進を図っていくこととした。

　また、事業計画では、新たに、管内校長会事務局研修会の一つとして、五月二日に新会員研修会の実施を盛り込んだ。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝澤井陽一（鷹栖町立鷹栖小）

▽副会長＝林雅裕（和寒町立和寒小・新）、髙木司（東神楽町立東神楽中・新）、室篤宏（富良野市扇山小）、塚澤栄一（上富良野町立上富良野中・新）

▽事務局長＝安達啓一（和寒町立和寒中）

(関係団体 2017-04-20付)