帯広市特別支援学級設置学校長協会が総会開く　新会長は広陽小・春山氏　子の充実した生活に尽力　

（関係団体 2017-04-20付）

春山校長を新会長に選出した

　【帯広発】帯広市特別支援学級設置学校長協会は十一日、帯広市役所で本年度総会を開催した。二十八年度の事業報告等を承認したほか、第四十二回道特別支援学級設置学校長協会経営研究会（石狩千歳大会）の参加などを盛り込んだ本年度事業計画を確認。役員改選では新会長に帯広市立広陽小学校の春山俊裕校長を選出した。

　冒頭、垂井智会長があいさつに立ち、特別支援教育に関する課題が山積していることにふれ、「本会の活動を通して、市の子どもたちが充実した学校生活を送れるよう尽力してほしい」と呼びかけた。

　議事に移り、事務局が二十八年度事業、会計決算、会計監査について報告し、全会一致で承認したほか、二十九年度の事業計画について審議。第四十二回道特別支援学級設置学校長協会経営研究会（石狩千歳大会）に参加するほか、帯広市特別支援教育研究会、管内特別支援連携協議会および十勝子ども発達支援部会との連携を強化することを確認した。

　つぎに、二十九年度会計予算案について協議したあと、役員改選を行い、新会長に広陽小の春山校長を選出した。

　春山新会長は、校長がリーダーシップを発揮して学校教育の中心に特別支援教育の理念を据えていく重要性を強調し、「本会で特別支援教育に関する情報を共有し、少しでも課題解決につなげたい」と抱負を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。

　　　　　　　＝敬称略＝

▽会長＝春山俊裕（広陽小・新）

▽副会長＝伊賀真美（広野小）、能戸貴英（川西中・新）

▽事務局長＝澤田靖（花園小・新）

▽会計＝岸梅哲郎（明和小・新）

▽監査＝笹木卓三（帯広第一中・新）、高原茂雄（北栄小）

(関係団体 2017-04-20付)