石狩管内小中学校教頭会が総会　組織・運営の課題を研究　新会長に江別市対雁小・布施氏

（関係団体 2017-04-21付）

布施新会長は活動充実への期待を述べた

　石狩管内小中学校教頭会は十四日、札幌市内の道自治労会館で二十九年度総会を開催した。本年度の活動方針や研修計画などを決定。「組織・運営に関する課題」をテーマに三ヵ年継続の研究をスタートさせる。役員改選では、新会長に江別市立対雁小学校の布施裕教頭を選出した。

　冒頭、佐藤誠会長があいさつ。二十八年度の活動を振り返り、「子どもたちを中心に据え、それぞれの立場を尊重しながら教育活動を進めることが、管内教育全体の前進につながるとあらためて感じた」と述べ、「これからも学校の要として、元気に明るく仕事に励むことができるよう、互いの絆を深めていってほしい」と期待した。

　来賓あいさつでは、当別町教委の本庄幸賢教育長と石狩管内小中学校長会の西木祭会長が登壇。本庄教育長は「横のつながりを大事に、全員でスキルアップし、教頭としての資質を高めて学校運営に努めてほしい」と激励した。

　西木会長は、管内の教育情勢にふれるとともに、「戦略をもつこと」「学習すること」「発信すること」の三点に取り組むことを呼びかけた。

　議事では、二十八年度会務報告、会計決算報告などを行ったほか、本年度の活動方針や活動内容などについて審議。三ヵ年継続の第十四次研究の初年度として、「組織・運営に関する課題」に基づき研究を進めていくことなどを決定した。

　役員改選では、新会長に江別市立対雁小の布施教頭を選出した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝布施裕（江別市立対雁小・新）

▽副会長＝設楽真奈美（江別市立江別太小・新）、吉田光岐（江別市立上江別小・新）

▽事務局長＝千葉則理（千歳市立青葉中・新）

▽事務局次長＝松原謙二（江別市立大麻中・新）、高橋真（石狩市立紅南小・新）

▽会計＝後藤章夫（千歳市立千歳小）

▽監査＝渡辺弘行（北広島市立東部小・新）、水崎理（恵庭市立恵北中・新）

(関係団体 2017-04-21付)