函館市小学校教頭会が総会開催　会員相互の連携強化を　事業計画など審議・決定

（関係団体 2017-04-24付）

活動方針や予算案などについて確認した

　【函館発】函館市小学校教頭会は四月上旬、市内のホテル法華クラブで二十九年度総会を開催した。新入会員含め会員四十六人が出席。議事では二十八年度の活動を振り返るとともに、二十九度の活動方針や事業計画、予算案を審議し、会員の職能向上に向けた取組や会員相互の連携強化などについて確認した。

　開会に当たって、石川嘉明会長があいさつ。小学校教育を取り巻く課題や背景にふれ、教頭としての資質・能力を高めていくことが必要と強調。その上で、「地域から頼りにされる学校づくりを目指していこう」と呼びかけた。

　議事では、はじめに、二十八年度会務報告・決算報告・監査報告を一括で承認した。

　続いて、二十九年度活動方針・事業計画・予算案について協議。活動方針は、「研修活動を活発にし、人間性豊かな児童の育成に向けて、職能向上に努め会員相互の連帯感を深める」に決定した。

　事業計画では、八月に埼玉で開催される全国公立学校教頭会研究大会埼玉大会への参加などを決定した。

　役員改選も行い、会長には南本通小学校の石川会長を再任。副会長では、昭和小学校の松浦宏教頭を再任したほか、弥生小学校の石山史教頭、鍛神小学校の三宅貴裕教頭、駒場小学校の近江辰仁教頭の三人を新たに選出した。

　新役員を代表して石川会長があいさつに立ち、学力・学校力・教員の指導力の向上が最重要課題になっていることを説明。その上で、「学ぶ、行動する、リードする教頭・教頭会の実現」を目標に掲げ、「一致協力して教頭会運営を図りたい」と話し、協力を要請した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝石川嘉明（南本通小）

▽副会長＝松浦宏（昭和小）、石山史（弥生小・新）、三宅貴裕(鍛神小・新)、近江辰仁(駒場小・新)

▽監査＝大西穣司（千代ヶ岱小）、佐々木寿也（赤川小）、原田三夫(戸井西小・新)

▽事務局長＝田湯義浩（北美原小）

▽事務局次長＝澤田真次（中島小）

(関係団体 2017-04-24付)