道高校長協会各部会が総会等―私立部会　特色ある私学教育推進　部会長に種市氏（札幌大谷）再任

（関係団体 2017-05-16付）

２９年活動方針に２点を掲げた

　道高校長協会私立部会は十日、ホテル札幌ガーデンパレスで二十九年度総会を開いた。種市政己部会長（札幌大谷高校長）を再任したほか、活動方針に「北海道を担う人を育む高校教育の創造」と「特色ある私学教育の研究と推進」を掲げ、本道私立高校教育の振興に努めていくことを確認した。

　冒頭、あいさつに立った種市部会長は「お互いに抱えている問題を話し合い理解を深めることが、北海道の私学全体にとって有意義なことであり、そういう意味で肩ひじ張らず、また、学習しながら進めていける部会としたい」と呼びかけた。

　続いて、道総務部法務・法人局学事課の所健一郎課長が来賓あいさつ。「私学ならではの特色のある教育が一層充実されるよう、皆さんとの連携を深め、私学の振興に努めていきたい」と述べた。

　議事に移り、二十八年度の事業、収支決算、監査の各報告を承認したほか、二十九年度の活動方針・事業計画案、収支予算案について審議し、いずれも原案どおり決定した。

　活動方針に、「北海道を担う人を育む高校教育の創造」と「特色ある私学教育の研究と推進」を掲げ、確かな学力と豊かな心の育成を目指すとともに、私学の長所を生かした教育の創造に努めていくこととした。二十九年度教育研究実践校には、札幌山の手高校と北照高校の二校を推薦する。第二十四回研究協議会・教育懇話会はとわの森三愛高校が担当し、十一月下旬に開催する予定。

　役員改選では、種市部会長を再任した。

　二十九年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽部会長＝種市政己（札幌大谷）

▽副部会長＝浅里愼也（北星学園女子）、山田伸二（函館大学付属有斗）、小野寺敏光（旭川龍谷）

▽事務局長＝今城慰作（北星学園大学附属・新）

▽監事＝大西修夫（北海学園札幌）、石川直美（藤女子・新）

(関係団体 2017-05-16付)