夢に向けた取組発表　進路探究セミナーでパネルディスカッション

（関係団体 2017-05-16付）

生徒４人が具体的な取組などを語り合った

　二十九年度進路探究セミナー（十一・十二日、札幌市内わくわくホリデーホール）のうち、「私の夢・将来の夢」をテーマとしたパネルディスカッションでは、代表生徒四人が将来の夢や実現に向けた取組を発表。各校の参加者やパネリストとも意見交流を行った。

　パネルディスカッションでは、コーディネーターとして㈱エフエム北海道営業編成局編成部長でＦＭ北海道アナウンサーの千葉ひろみ氏、パネリストとして講師の曽田氏、市立札幌開成中等教育学校の松本健太郎君、札幌清田高校の茶木優奈さん、札幌平岸高校の佐藤侑君、市立札幌大通高校の本田宗一郎君らが登壇した。

　「ＪＡＸＡ（宇宙航空研究開発機構）に研究員として就職したい」と語る松本君は、大学での研究内容などが就職に左右することにふれ、「学校で行うプレゼンテーションで培われる能力は、大学や職場で必要となる。その強みを生かして自分の志望する大学に合格することが今の目標」と話した。

　子どもたちの教育の権利を訴えるマララ・ユスフザイ氏のスピーチをきっかけに、「世界で子どもたちに勉強を教えられる人になりたい」と考えた茶木さんは、英語の習得や海外への進学など、夢の実現に向けて取り組んでいくことを説明した。

　佐藤君は、アニメーションを制作する会社に入るため、「自分の夢に誇りをもち、絶対にかなえたい」と意気込みを語った。

　コンピュータープログラマーになりたい本田君は、夢の実現に向けて様々な経験をすること、より一層勉強することを誓った。

　また、各校の参加者がパネリストと意見を交流。パネリストの夢や目標を聞いた参加者は、「自分の将来の夢が達成できるか不安があったが、勇気づけられた」などと感想を述べていた。

(関係団体 2017-05-16付)