道高校長協会各部会が総会等―普通部会調査研究委員会　研究協議会を計５回開催　２９年度活動計画など決定

（関係団体 2017-05-16付）

調査研究の進め方などを決めた

　道高校長協会普通部会調査研究委員会は十日、ホテルライフォート札幌で二十九年度第一回研究協議会を開いた。二十九年度の研究テーマや活動計画などを決定した。

　冒頭、普通部会の小島晶夫部会長（札幌西）と調査研究委員会の狩野康弘主査（帯広三条）があいさつ。小島部会長は、次期学習指導要領のポイントなどにふれ、「思考力・判断力・表現力を育むためにどうすべきか考えるなど、主体的・対話的で深い学びの本質の部分を研究していきたい」と意気込んだ。狩野主査は、前年度までの研究について、「キャリア教育やグローバル教育など、新たな知識の構築ができ、良いものになった」と振り返ったほか、「本年度、新たな研究のもと、話し合いを重ねて方向性を見いだしていければ」と述べた。

　研究協議に移り、二十九年度の活動計画などを審議。二ヵ年研究の一年次となることから、普通部会の研究主題「北海道の未来を担う人を育む普通科教育の創造」に基づき、研究副題を「地域・社会の期待に応える普通科教育の在り方」と設定したほか、活動計画では、普通科本来の在り方を踏まえながら、地方創生の実現に向けた地域・社会の期待に応える教育活動を推進するため、求められる取組や実施に当たっての学校経営上の課題を明らかにし、その実施や課題解決に向けた方策などについての調査研究を進めることを決めた。

　それらを踏まえ、二十九年度は計五回の研究協議会を開催することなどを確認した。

(関係団体 2017-05-16付)