道高校長協会各部会が総会等―定通部会　新たな教育の在り方検討　１０月に生徒生活体験発表大会

（関係団体 2017-05-16付）

活動方針・研究テーマ、事業計画などを決めた

　道高校長協会定通部会は九日、ホテルライフォート札幌で二十九年総会・研究協議会を開いた。本年度活動方針・研究テーマなどを決定。活動方針は、「北海道における新たな定通教育の在り方を検討する」を掲げた。事業計画には、十月に札幌市で道高校定時制通信制生徒生活体験発表大会を開くことを盛り込んだ。役員改選も行い、宮田日出夫部会長（有朋）を再任した。

　総会・研究協議会では、宮田部会長があいさつ。定通教育をめぐる情勢を踏まえ、「高校教育改革の中で、定通教育においても、新しい時代に即した教育内容が求められている」と述べた。また、これまで以上にきめ細かな指導の必要性を指摘した。

　議事に入り、本年度活動方針・研究テーマを決定した。

　活動方針は、二十八年度に引き続き、「北海道における新たな定通教育の在り方を検討する」ことを掲げた。

　研究テーマも前年度と同様に、「時代や社会の変化、多様な生徒に対応した定通教育の在り方について研究する」と設定した。

　事業計画には、道高校定時制通信制生徒生活体験発表大会（十月二十四日、札幌市教育文化会館）の開催などを盛り込んだ。

　役員改選も行い、宮田部会長を再任した。

　二十九年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽部会長＝宮田日出夫（有朋）

▽副部会長＝後藤哲（札幌東）、福井誠（札幌琴似工業・新）、鈴木恵一（市立札幌大通）

▽監事＝増田雅彦（千歳・新）、猪股康行（札幌工業・新）

(関係団体 2017-05-16付)