札幌市生活科・総合的な学習教育連盟　総会開催　３０年度の全国大会へ準備　新委員長は南小・新井校長

（関係団体 2017-05-15付）

　札幌市生活科・総合的な学習教育連盟は四月下旬、札幌サンプラザで二十九年度総会を開催した。二十九年度活動計画では、三十年度に札幌市で開催される日本生活科・総合的学習教育学会に向けた取組などについて確認。役員改選では新委員長に札幌市立南小学校の新井弘通校長を選出した。

　議事では、二十八年度の活動や会計決算などを報告。二十九年度活動計画では、六月二十七日に白楊小学校で開催する第二十五回札幌市研究大会や、十一月から三十年一月の期間中に開催予定の後期学習会に向けて準備を進めることを決定した。

　また、三十年度に札幌市で行われる、日本生活科・総合的学習教育学会に向けて、大会の構想や実行委員会で行う業務内容などを確認した。

　本年度の研究主題については、「自分の学びを実感し、未来を拓く子どもの育成」に決定。研究内容に関して、生活科では、「思いや願いが高まる体験活動と表現活動の構成」「気付きの質が高まる教師のかかわり」、総合的な学習の時間では、「自ら研究を進めていく体験活動と言語活動の構成」「主体的な整理・分析を支える教師のかかわり」をテーマに設定した。

　役員改選を実施し、新委員長に南小の新井弘通校長を選出。あいさつに立った新井新委員長は、三十年度に開催される日本生活科・総合的学習教育学会北海道大会にふれ、「自信をもって研究成果を発表できるよう、研究の充実と、さらなる組織の強化に向けて皆さんとともに全力で取り組もう」と呼びかけた。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽委員長＝新井弘通（南小校長・新）

▽副委員長＝森田智也（篠路西小校長・新）齊藤隆浩（北九条小校長）

▽監査＝渡部靖（南の沢小教頭・新）

▽事務局長＝大宮健一（川北小教頭）

(関係団体 2017-05-15付)