道高体連２９年度総会　運動部活動の充実・発展を　札幌白石高・谷坂校長が新会長に

（関係団体 2017-05-15付）

あいさつする谷坂新会長

　道高校体育連盟（道高体連）は十日、ホテルライフォート札幌で二十九年度総会を開催した。本年度の事業計画を決定したほか、新会長に札幌白石高の谷坂常年校長を選出。谷坂新会長は「北海道の生徒が生涯を通じてスポーツに親しみ、豊かで活力ある生活を送れるよう、運動部活動の充実・発展に努めたい」と述べた。

　あいさつに立った谷坂新会長は、栃木県で登山講習中の高校生が被害に遭った雪崩事故にふれ、自然環境のもとで行う部活動について、「生徒の安全確保に万全の注意を払う必要がある」と呼びかけたほか、体罰のない部活動経営を求めた。

　また、運動部活動指導員にかかる規則等が改訂された場合、全国高体連の動きと合わせ、大会参加規定等の改正が必要になること、来年度で道高体連設立七十周年を迎えることを踏まえ、記念行事への準備を進めることを表明した。

　議事では、各種目の全道高校体育大会の日程および当番校、指導者養成・選手強化事業など、本年度の事業計画を決定。

　また、九月十三～十五日に開催する第三十三回道高校新人陸上競技大会をはじめとする、全道大会の開催日程を確認した。

　二十九年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝谷坂常年（札幌白石校長・新）

▽副会長＝小路修司（千歳北陽校長）、森浩之（恵庭南校長）、佐藤和英（札幌南陵校長）、林裕司（札幌丘珠校長・新）、宮路真人（札幌静修・新）

▽監事＝別所正一（札幌東商業校長・新）、尾崎寿春（札幌啓北商業校長）

▽理事長＝土居昌彦（札幌白石教諭）

(関係団体 2017-05-15付)