道評研が２９年度総会開く　１１月に札幌で研究大会　来年度の５０周年大会へ準備　

（関係団体 2017-05-19付）

研究大会のほか、セミナーや学習会の開催も決めた

　道教育評価研究会（＝道評研、板田裕子会長）は十三日、ホテルライフォート札幌で二十九年度総会を開いた。十一月に札幌市で研究大会を開くことをはじめとした本年度事業計画を決めた。また、三十年度の道評研五十周年記念大会開催に向け、検討を進めることとした。役員改選も行い、板田会長を再任した。

　総会では、板田会長があいさつ。「来年、設立五十周年を迎えることとなった。若い先生方の意見をどんどん取り入れて発信できる教育研究団体として頑張りたい」と述べた。

　議事に入り、本年度活動方針・事業計画を決定。活動方針には、「新しい評価観の確立と北海道の教育評価の動向を探る」ことなどを掲げた。

　事業計画では、十一月二十四日に札幌市教育文化会館で第四十九回道教育評価研究大会を開くことを盛り込んだ。研究大会は、研究主題を「生きてはたらく力を育てる評価のあり方」、大会研究テーマを「新学習指導要領にどう向き合い評価していくのか～資質・能力とは、パフォーマンス評価の有効性とは」と設定。全体講演会や分科会、グループ討議などを行う。

　このほか、七月に評価セミナー、八月に夏の学習会を開くことにした。

　また、三十年度の道評研五十周年記念大会開催に向け、内容等の検討を進めることにした。

　役員改選も行い、板田会長を再任したのをはじめ、二十九年度役員を選出した。

　総会後は、講演会を開催。道評研の前副会長・福家一俊氏が「指導と評価の一体化についての一考察」と題して講演した。

　二十九年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝板田裕子（札幌市北の沢小校長）

▽副会長＝可児幹博（紋別市紋別中校長）、村上篤（森町砂原中校長・新）、加藤淳子（中札内村上札内小校長・新）

▽監査＝葉葺清敏（北見市温根湯小校長・新）、竹内克憲（大空町東藻琴中校長）

▽事務局長＝小松田靖（札幌市新琴似北中校長）

(関係団体 2017-05-19付)