道高校長協会の社会貢献事業　ＤＯ３ＫＯ福プロジェクト　札幌平岸高生がロゴマーク作成　山本さん「心を込めてつくった」

（学校 2017-05-25付）

　道高校長協会（川口淳会長）が実施している「道高校長協会社会貢献プロジェクト～幸せのお福分け」のシンボルとなるロゴマークに、札幌平岸高校（林恵子校長）三年生の山本藤香さんのデザインが選ばれた。山本さんは「心を込めてつくった。末永く使ってほしい」と話している。

　同プロジェクトは、プロジェクト名から「道」（ＤＯ）と三つの「高」「校」「貢」（ＫＯ）をピックアップし、通称を「ＤＯ３ＫＯ（ドサンコ）福プロジェクト」としている。

　同協会が昨年の一月に同校デザインアートコースに、ロゴマークの作成を依頼。デザインアートコースの生徒三十一人が取り組んだ。

　今回、三十二作品の中から山本さんのデザインが選ばれた。デザインでは中心に「校長、日本の高校生、外国の子ども」を描くなど、世界がつながっているイメージとした。

　山本さんは「選ばれるとは思っていなかった。本当にありがたい」と感謝の気持ちを述べたほか、「心を込めてつくった。末永く使ってほしい」と話していた。

　林校長は「道内の校長先生たちが自校の生徒から感じた〝学校生活のよろこび〟を、広く世界の子どもたちへも届けたいという気持ちを、目にみえる形にしたロゴマークになった。すでに会報などでも使われており、明るくてハッピーな図柄が目を惹きつける。本校生徒がデザインに取り組んでくれたことをうれしく思う」と話していた。

(学校 2017-05-25付)