札幌市中学校英語教育研究会が総会　指導法を学び合う場に　１１月１０日に研究大会開催　

（関係団体 2017-05-29付）

あいさつに立つ中村会長

　札幌市中学校英語教育研究会は十六日、札幌市立明園中学校で二十九年度総会を開いた。十一月十日に開催する第六回札幌市中学校英語教育研究大会について確認するなど、二十九年度の事業計画を決定。中村邦彦会長は、英語教育の課題解決に向け、「札幌市の英語教師が集って、知恵を出し合い、子どもたちのために最善の指導法を学び合える場としたい」と話した。

　冒頭、二月の常任理事会で選任された中村会長があいさつ。グローバル化の進展など、将来の予想が困難な社会の中で、英語を使ったコミュニケーションの重要性を挙げ、「（今後の授業について）英語を使ってどう人とつながるか、どう関係性を良くするかということを学ばせる機会にしていく必要があるのではないか」と指摘した。

　また、新学習指導要領にふれたほか、英語教育の課題解決に向け、「本会を札幌市の英語教師が集って、知恵を出し合い、子どもたちのために最善の指導法を学びあえる場としたい」と述べた。

　議事では、二十九年度の活動方針や各部の活動計画を決定。活動方針を「先進的研究の実践」「英語を学ぶ機会の提供」「実践交流」「アピールする広報」「他校種との連携」「組織の強化」―の六点を掲げた。

　活動計画では学習会を二回行うほか、夏と冬にワークショップを開催することを決定。また、第六回札幌市中学校英語教育研究大会を十一月十日に開催するほか、十月十三日に開催される第三回道中学校英語教育研究大会渡島・函館大会や十一月二十四日に開催される第六十回道中学校・高校英語教育研究大会の日程についても確認した。

　二十九年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝中村邦彦（明園中校長・新）

▽副会長＝田中正実（青葉中校長）、西村春樹（札苗中校長）、木村嘉宏（東白石中校長・新）、丹生谷真司（星置中校長）、大道弘孝（西岡小校長・新）

▽事務局長＝三上寛晃（北白石中教頭・新）

(関係団体 2017-05-29付)