北数教が研究主題協議会開く　１０月に旭川で研究大会　相馬会長（道教育大旭川校教授）を再任

（関係団体 2017-05-30付）

　道算数数学教育会（＝北数教）は五月中旬、札幌丘珠高校で二十九年度研究主題協議会を開いた。十月に旭川市で研究大会を開くことを盛り込んだ本年度年間計画を決めた。また、道教育大学旭川校の相馬一彦教授を会長に再任するなど、本年度統括本部役員を承認した。

　研究主題協議会では、相馬会長があいさつ。小・中学校の新学習指導要領について、「注目すべきは目標で，書かれている内容・形式が変更された。本年度中に出される高校も、同様に変わるだろう」と述べた。

　また、「北数教は、小・中・高校が一体となって研究している組織。今後ともより一層、小・中・高校の連携を強くして，研究を進めていけるように頑張っていこう」と呼びかけた。

　議事に入り、本年度の研究主題や活動方針、年間計画を決定した。

　研究主題は、「〝社会に活きる、社会に活かす〟算数・数学教育の探究」と設定。

　年間計画には、十月二十六日から三日間、旭川市で第七十二回道算数数学教育研究大会上川・旭川大会を開くことを盛り込んだ。

　研究大会では、旭川市立北鎮小学校、同神楽中学校、旭川東高校で、小・中・高校各部会の特設授業や授業分科会、講習会などを行う。全体会場は旭川市大雪クリスタルホール。

　また、本年度統括本部役員を承認。会長、事務局長を再任したほか、副会長と監事を一新した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝相馬一彦（道教育大学旭川校教授）

▽副会長＝髙橋政人（札幌市北陽小校長・新）、原努（札幌市日章中校長・新）、菅原和良（室蘭清水丘高校長・新）

▽監事＝伊藤淳一（札幌市本町小校長・新）、渡部晋一（札幌市米里中校長・新）、藤井勝弘（石狩翔陽高校長・新）

▽事務局長＝清水隆弘（札幌丘珠高副校長）

(関係団体 2017-05-30付)