名門ラグビー部を支援　遠軽高で地元業者がグラウンド整地

（学校 2017-06-14付）

１日がかりで作業を行った

　【網走発】遠軽高校（渋川誠人校長）で五月三十日、地元建設会社の遠軽舗道㈱によるグラウンド整地ボランティアが行われた。社員五人が部員たちが練習中にけがをしないよう、一日かけて転圧作業を実施した。

　遠軽高校ラグビー部は、通算十回の花園出場を果たしている道内屈指の強豪校。同社では、ラグビー部ＯＢが入社していることもあり、「地域の子どもたちの活躍を応援したい」との思いで社会貢献活動の一環として二十二年からラグビーグラウンドの整地ボランティアを実施している。

　八回目を迎えた今回は、早朝から社員五人が作業に当たった。練習中のけがのリスクを低減させるため、冬の間に締まったグラウンドの土をグレーダーでかき起こし、高校が用意した土を入れて、タイヤローラーで転圧した。

　同社では、来年度以降も継続して取り組みたいとしている。

　同校の渋川校長は「地元企業や町、町民の皆さんの協力に感謝している。生徒には様々な方の応援を胸に、花園を目指して頑張ってほしい」と話していた。

(学校 2017-06-14付)