文科省等ＳＳＨ生徒研究発表会　札幌日大中・高が奨励賞　生徒投票賞に札幌啓成高

（学校 2017-08-21付）

　文部科学省と国立研究開発法人科学技術振興機構（ＪＳＴ）は九・十日、神戸国際展示場で二十九年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会を開いた。指定校や指定経験のある学校二百六校、海外招へい校二十五校の生徒などが参加し、研究発表を行った。審査の結果、本道からは札幌日本大学中学校・高校が奨励賞、札幌啓成高校が生徒投票賞に輝いた。

　文科省とＪＳＴは、高校生などが日ごろの研究成果を発表する機会を提供し、生徒の科学技術に対する興味・関心を一層喚起することや、スーパーサイエンスハイスクール（ＳＳＨ）の成果を広く普及することを目的に、同研究発表会を十六年度から開いている。

　本年度はＳＳＨ指定校や指定経験のある学校二百六校の生徒・教員、海外招へい校二十五校の代表生徒・教員などが参加した。

　審査の結果、兵庫県立加古川東高校が文部科学大臣表彰に輝いたのをはじめ、延べ四十五校を表彰した。

　本道からは、「ネオジム磁石と金属の相互作用（第二報）～重力加速度測定への電磁誘導の応用」をテーマにポスター発表した札幌日本大学中・高が奨励賞、「アイソトープ効果は雪結晶に影響を与えるのか～中谷ダイヤグラムへの挑戦」をテーマに発表した札幌啓成高が生徒投票賞をそれぞれ受賞した。

(学校 2017-08-21付)