道工業高校長会・工業クラブ連盟 旭工チームなど全国へ 道高校ロボット競技大会(学校 2017-08-23付)
上位5チームが全国大会への切符を手にした
道工業高校長会と道高校工業クラブ連盟は十九・二十日、札幌琴似工業高校で二十九年度道高校ロボット競技大会兼第二十五回全国高校ロボット競技大会道予選会を開いた。十一校十八チーム(うち一チーム棄権)が参加。競技の結果、一位の旭川工業高校「R4」チームをはじめ上位入賞五チームが、十月に秋田県で開かれる全国大会への切符を手にした。
同大会は、本道の専門高校などに学ぶ生徒が、想像力を発揮し新鮮な発想で工夫を凝らし、仲間と協力しながら大会参加を目指すこと。また、高度な技術・技能を習得し、ものづくりへの興味・関心を高め、次世代を担う技術者としての資質を向上することを目的に開いたもの。
本年度の競技は、全国大会開催地の秋田県で開かれ、東北三大祭りとして有名な「秋田竿燈まつり」がモチーフ。
リモコン型ロボット「スギッチ」が、〝竿燈大通エリア〟からきりたんぽに見立てたペットボトル、また、自立型ロボット「んだッチ」が、〝水田エリア〟から稲穂に見立てたペットボトルをそれぞれ収穫する。そのあと、「スギッチ」が、きりたんぽと稲穂を竿燈に取り付け、〝妙技エリア〟まで運ぶ。競技時間は三分間。きりたんぽと稲穂の取付や、ロボットの動作状況によって得点がカウントされる。
各チームは、創意工夫を凝らした自作ロボットで競技に臨み、課題クリアを目指した。
競技の結果、一位の旭川工業高「R4」チームをはじめ上位入賞五チームが、十月二十一・二十二日に秋田県で開かれる第二十五回全国高校ロボット競技大会秋田大会に出場することが決まった。
この日の競技大会では、会場校・札幌琴似工業高の生徒たちが実況解説や協議の進行補助を行い、大会運営に貢献した。
全国大会出場の上位五チームはつぎのとおり。
▽一位=旭川工業「R4」
▽二位=旭川工業「67」
▽三位=苫小牧工業「すわんちゃん」
▽四位=札幌琴似工業「琴魂」
▽五位=苫小牧工業「ブラックスワン」
(学校 2017-08-23付)
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