開発局のわが村運動コンクール　幌加内高が大賞受賞　「そば」の取組に高い評価

（学校 2017-09-27付）

　開発局主催の二十九年度「わが村は美しく―北海道」運動（わが村運動）第八回コンクールで、幌加内高校（永山鑑造校長）が大賞を受賞した。

　わが村運動は、地域住民が主体となり、北海道の農山村漁村の資源を活用し、魅力あふれる地域を築くことを目的とした活動。同コンクールは、道内各地で地域の魅力と活力を向上させようとする、地域住民の活動に光をあて広く全国に発信し、波及させることを目的に十三年度から隔年で開いている。

　第八回となる今回のコンクールは、昨年三～六月に全道七十市町村から、八十六団体の応募があり、ことし一月に優秀賞十四団体、奨励賞二十六団体を選出。九月に優秀賞十四団体の中から先導性、モデル性に優れた二団体を大賞に決定した。

　学校関係では、幌加内高の「高校生が“幌加内そば”で地域活性化活動」が、見事大賞を受賞。地域特産物である「そば」を全国で唯一の必修科目とし、そば打ち初段位取得を卒業要件とする取組など、人づくりと地域づくりをうまく結び付けた活動が、地域活動モデルとして高く評価された。

　表彰式は、十月三十一日午後四時から、札幌市内かでる２・７で執り行う予定。

(学校 2017-09-27付)