札幌市立大倉山小が姉妹学校提携　韓国・鶴下初等学校と協定　ネット電話で児童交流

（学校 2017-09-28付）

類家校長（左）が朴校長と姉妹学校提携に関する協定に調印した

　札幌市立大倉山小学校（類家斉校長）は九月上旬、韓国の大田広域市鶴下初等学校で鶴下初等学校との姉妹学校提携に関する協定書調印式を執り行った。類家校長と鶴下初等学校の朴正植校長が協定書に署名した。今後はインターネット電話の「スカイプ」を使い、児童同士が直接会話をするほか、学校同士で教育プログラムに関する情報交換などを行う予定。

　同校では、二十八年度に鶴下初等学校とインターネット電話の「スカイプ」を使い、児童同士が交流したほか、作品交換を実施。児童同士の相互理解を進め、国際感覚の醸成を目的に今回、姉妹校提携を行うこととなった。札幌市と大田広域市の二都市間において初めて小学校での姉妹学校提携となる。

　この日、インターネット電話の「スカイプ」を使い、同校と鶴下初等学校の児童が交流。同校五年生は英語であいさつしたほか、よさこいを披露した。

　このあと、類家校長が朴校長と姉妹学校提携に関する協定書に調印。朴校長と握手を交わした。今後はインターネット電話の「スカイプ」を使い、児童同士が直接会話するほか、学校同士で教育プログラムに関する情報交換などを行う予定となっている。

　類家校長は「子ども同士の交流が長く続いてほしい」と述べたほか「地域を中心とした文化交流を通して、札幌市と大田広域市との友好がますます深まれば」と話していた。

(学校 2017-09-28付)