飲酒運転根絶へ意識徹底を　教育長・校長臨時会議で要請―根室局

（道・道教委 2017-10-17付）

蓑島局長は飲酒運転の根絶を強く呼びかけた

　【根室発】根室教育局は五日、別海町役場で管内市町教委教育長・道立学校長臨時会議を開いた。管内すべての市町教委教育長や道立学校長等が出席し、絶対に飲酒運転をしないよう教職員一人ひとりの意識徹底を図ることを確認した。

　十月に入り、十勝管内の中学校教員による飲酒運転が疑われる事案が発生したことを受けて開いた。

　はじめに、蓑島崇局長があいさつ。「生徒を指導する立場にある教職員による飲酒運転が疑われる事案が発生したことは大変遺憾」と強い懸念を表明。前年度に根室管内で発生した事案も教訓として、飲酒運転根絶に向けた取組を再度徹底することを求めた。

　続いて、木村裕教職員係長が今回発生した事案の概要や、道教委および根室管内としての取組に関して説明。昨年七月に道教委が策定した「飲酒運転根絶に向けた〝決意と行動〟」の各取組に加え、ことし五月に根室管内として定めた不祥事等防止のための重点目標「交通違反・事故の根絶～飲酒運転の撲滅」について、教職員に対し、再度周知徹底することを求めた。

　このあと、道立学校における取組事例を紹介。参加者は各学校で工夫した取組が必要なこと、校長と職員との個別面談で飲酒運転根絶に向けた意識の徹底を図ることなどを確認した。

(道・道教委 2017-10-17付)