【解説】第５９回教育・文化週間

（解説 2017-10-26付）

　十一月一日から、第五十九回「教育・文化週間」が始まる。

　教育・文化週間は、わが国の教育・文化に関し、関係者はもとより、広く一般国民の関心と理解を深めるとともに、国民全般の協力を得て、その充実・振興を図ることを目的に、昭和三十四年九月の閣議了解に基づき、同年から毎年開催されている。

　期間は、毎年十一月一～七日の一週間。期間中は、文部科学省・各教育委員会が中心となり、関係機関や一般の協力を得て、教育・文化に関する資料の作成・公表、教育・文化功労者の表彰、保護者の学校参観、展覧会・座談会の開催などを全国的に実施する。

　本年度も、全国各地で教育や文化に親しみ、学ぶことの楽しさを体験できる各種行事が予定されており、その数は約二万四千件に及ぶ。

　国では、文化功労者顕彰をはじめ教育・文化に関する功労者を表彰。

　国内最大の文化・芸術の祭典「第七十二回文化庁芸術祭」を開くほか、「第三十二回国民文化祭・なら２０１７」も予定している。

　各地方公共団体や国公私立学校、美術館・博物館・研究所等の関係機関などでは、地域に開かれた学校の活動、各種公開講座、教育・文化週間にちなんだ特別展、施設の無料公開など、それぞれの実情に即した各種教育・文化関連行事を行う。

　さらに、文科省ホームページなどで、趣旨や関係行事を周知する。

　本道においても、ほっかいどう「学力・体力向上運動」をはじめ、社会教育・生涯学習や学校教育、文化、科学技術・学術に関する各種行事が予定されている。

　また、十一月一日は「北海道教育の日」でもあることから、十一月は、教育・文化に関する様々な取組が全道各地で展開される。

(解説 2017-10-26付)