〝格差の経済学〟学ぶ　道政研が本年度第３回学習会

（関係団体 2017-10-30付）

京都女子大学客員教授の橘木氏が講演した

　道高校政治経済研究会（＝道政研、後藤哲会長）は十二日、札幌市内のかでる２・７で二十九年度第三回学習会を開いた。京都女子大学客員教授の橘木俊詔氏が「青春放浪から格差の経済学へ」と題して講演した。

　道政研では、四年前から十二回にわたって、公民科教員として最新情報を活用した授業を実践するための学習会を実施している。

　今回の学習会で橘木氏は、自身のおいたちにはじまり、ピケティやアダム・スミス、ケネーの経済学や社会主義、資本主義の改革などを盛り込み講演した。

　参加者は学習会を通し、公民科担当教員として、あらためて資本主義を理解した上で、授業の実践方法や年間の学習計画の重要性を再認識した。

　なお、道政研では、今後も定期的に学習会を実施する予定で、参加者を広く呼びかけている。

　問い合わせは、道政研専用メールアドレス（ｄｏ＿ｓｅｉｋｅｎ＠ｙａｈｏｏ．ｃｏ．ｊｐ）、または、札幌清田高校（電話〇一一―８８２―一八一一）の藤倉水緑教諭（学習会担当）、千歳北陽高校（電話〇一二三―２４―二八一九）の伊藤智大教諭（道政研事務局長）まで。

(関係団体 2017-10-30付)