第５３回道文化財保護功労者表彰式　４団体が晴れの栄誉　多年にわたる功績たたえ

（関係団体 2017-10-30付）

舟山理事長が４団体に表彰状を手渡した

　道文化財保護協会（舟山廣治理事長）は二十六日、道庁赤れんが庁舎で第五十三回道文化財保護功労者表彰式を執り行った。新琴似屯田兵中隊本部保存会など四団体の功績をたたえ、表彰状を贈った。

　道内の文化財の保護および保護思想の普及に関し、多年にわたる実践功労のあった個人・団体を表彰するもの。昭和四十年度から開始した。

　本年度は新琴似屯田兵中隊本部保存会、ＮＰＯ法人増毛山道の会、姥神大神宮祭典協賛実行委員会、紋別沖揚音頭保存会の四団体が受賞の栄に浴した。＝功績概要は十七日付１面既報＝

　表彰式では、舟山理事長が式辞。「文化財は、北海道の歴史や文化を理解する上で欠くことのできないもので、私たちに先人の知恵と技を伝え、日々の暮らしに精神的な豊かさや潤いをもたらす、道民の貴重な共有財産」と述べた。

　受賞四団体に対し「今後とも、文化財の保護と育成に変わらぬ指導、尽力をいただくようお願いする」と呼びかけた。

　続いて、舟山理事長が各団体の代表者などに表彰状を手渡した。

　来賓各氏の祝辞のあと、受賞団体の代表者などがあいさつに立ち、受賞を契機に、活動を一層充実させることを誓った。

(関係団体 2017-10-30付)