札幌市学級経営研究会が研究大会　授業公開、研究討議など通し　よりよい学級へ研鑚積む

（関係団体 2017-11-10付）

３０人が参加し、Ｑ―Ｕの活用方法などについて理解を深めた

　札幌市学級経営研究会（藤島健志会長）は十月三十日、札幌市立前田北小学校で第二十三回研究大会を開いた。会員ら約三十人が参加。授業公開や研究討議、講演を通して、学級経営の在り方について理解を深めた。

　授業公開後の開会式では、藤島会長があいさつ。学級経営の見方・考え方のほか、Ｑ―Ｕの活用方法などについて「活発な討議をお願いしたい」と呼びかけた。

　また、会場校・前田北小の佐藤政美校長があいさつ。授業について「いろいろな角度から意見をいただきたい」と話した。

　続いて、同会の伊藤宣喜事務局長が研究概要について説明。研究主題「一人一人がいきいきと楽しく活動する学級」のほか、「適合」「育成」「連携」「ユニバーサルデザイン」―の四つの視点やＱ―Ｕについて解説した。

　このあと、研究討議を行ったほか、北翔大学大学院の山谷敬三郎教授がＱ―Ｕの実践的な活用方法について、今回の授業を例に説明した。

(関係団体 2017-11-10付)