全面実施と同様の時数確保 移行期間の外国語活動対応方針―東神楽町教委(市町村 2017-11-21付)
【旭川発】東神楽町教委は、新学習指導要領の移行期間における外国語活動の授業時数の対応方針を固めた。来年度から、全面実施と同様の授業時数を確保する。朝学習などの削減や、休み時間の短縮などを図って、子どもたちに負担のかからないよう配慮しながら展開していく。
三十二年度の全面実施を見据え、三・四年生は三十五時間、五・六年生は七十時間を確保する。四~六年生は、現状、週四回となっている六コマの日を増やし週五日とする。ただし、週一回は五コマの日と同じ下校時間とする考え。この日は、朝自習・朝読書、清掃の時間を削減し、中休みと昼休みを短縮することで授業一コマ分の四十五分を確保する。三年生は、現状、週二回の六コマの日を週三回に増やすのみで、休み時間などの短縮は行わない。
水野和男教育長は、職員会議や長期休暇などにも影響を来すことなく全面実施の時数の確保ができることを強調した上で「教員や子どもたちの負担を減らして、外国語活動と外国語科のより一層の充実につなげていきたい」と話している。
(市町村 2017-11-21付)
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