30年度からCS導入へ 幼・小・中で運営協設置―夕張市教委(市町村 2017-11-28付)
【岩見沢発】夕張市教委は、地域とともにある学校づくりを目指して、三十年度からコミュニティ・スクール(CS)制度の導入に向け検討を進めている。市立ユーパロ幼稚園、市立ゆうばり小学校、市立夕張中学校で一つの学校運営協議会を設置する形とする見通し。
CSは、急激な少子高齢化、グローバル化、情報化といった、子どもたちを取り巻く今日的な課題を踏まえ、地域総がかりで子どもたちを育む新たな学校と地域の連携・協働の仕組として導入が進んでいるもので、道も、北海道総合教育大綱で重点的な取組に掲げている。道内では、ことし四月一日現在で三十六市町村百六十五校で導入している。
市教委では、学校運営協議会の設置に向けて設立準備委員会を設置し、規則や組織等について協議を進めており、ユーパロ幼、ゆうばり小、夕張中で一つの学校運営協議会を設置する方向で検討している。来年四月中には学校運営協議会を発足させたい意向だ。
制度導入に向け、今月六日には市内の幼稚園、小学校、中学校、高校、高等養護学校の学校職員等を対象とした説明会を開催。道教委義務教育課の石田貴宏主査が制度内容、学校運営協議会の役割、仕組づくり、導入の成果などを説明。十七日には地域住民、PTA向けの説明会も開いた。
(市町村 2017-11-28付)
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