【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道視聴覚教育連盟　樅山正直会長

（関係団体 2018-01-10付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。皆様には、日ごろより本連盟の活動に対しまして、深いご理解と温かいご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。

　本連盟は、これまで全道各地の研究団体の協力のもと、研究を進めてまいりました。また、平成二十五年度の旭川市での全国大会から放送教育の皆様と合同で研究大会を行っております。昨年も、足寄町を会場として、第六十九回北海道放送教育研究大会・第六十三回北海道視聴覚教育研究大会合同大会十勝・足寄大会を大勢の教職員の参加を得て開催し、放送やＩＣＴを効果的に活用した授業を提案し、多くの成果をあげることができました。

　さて、新学習指導要領をめぐっては、昨年の三月には告示、六月には解説、三十年度からは移行期間となります。また、昨年の七月には教育の情報化加速化プランが公表されています。「主体的・対話的で深い学び」の視点から学びの場や学び全体が改善されることやＩＣＴ活用の促進が求められています。

　本連盟では、「主体的・対話的で深い学び」の視点からＩＣＴを効果的に活用した実践研究をしています。

　また、昨年度は、構成団体の札幌市視聴覚教育研究会において、プログラミング教育の公開授業を行いました。今後も先進的な取組を紹介していきます。さらに、情報モラル教育の充実を図り、情報活用能力を育み、校務の情報化を推進する教師の育成のため、研修も行ってまいります。

　ことしも、放送教育の皆様と合同で全道大会を実施する予定となっております。

本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。

▼新年の事業計画

▽総会

・期日＝５月

▽研究大会

・期日＝１１月２日（江別市)

▼事務局＝札幌市立共栄小学校（事務局長―小笠原康友校長)

(関係団体 2018-01-10付)