【平成３０年を迎えて　教育研究団体に聞く】 北海道教育地図研究会　永宮愼也

（関係団体 2018-01-10付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。また、皆様には、平素より本会の諸活動に対しまして、温かいご理解とご支援をいただいておりますことに厚くお礼申し上げます。

　昨年度は本会の創設六十周年を記念し、記念講演会・式典・祝賀会を開催しました。本年度もさらなる発展を期して、様々な活動を推進しているところです。特に、ことしは本道が「北海道」と命名されて百五十年という節目を迎えます。本会は後述する「作品展」を北海道百五十年事業に登録するなど、微力ながら未来の北海道づくりに寄与していく所存です。

　そのため、本道における地図指導に関する研究を深め、教育の質の向上に資することを目的に、以下の三つの主要な活動と事業を行います。本年も変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

【フィールドワーク】

　社会科教師としての資質向上を図るため、現場を直接観察し、調査等を行います。本年度は、上川方面や江別市内において地形と産業の特色について学び、見識を深めることができました。

【児童生徒社会研究作品展】

　本年度で第三十八回を迎えた本作品展は、かでる２・７を会場に十一月三日と四日の二日間開催しました。七百二十三人の児童生徒の研究活動を発表することができました。

【授業研究会】

　社会科を中心に地図を活用した授業の在り方や地図帳の効果的な利用の仕方を研究しています。昨年は、七月に札幌市立平岡緑中学校（一年生）が授業公開しました。二月には澄川小学校（四年生）が授業公開を行う予定です。

▼新年の事業計画

▽フィールドワーク

・期日＝７月（十勝方面）、１１月（巡検地未定）

▽児童生徒社会研究作品展

・期日＝１１月１７～１８日（かでる２・７）

▽授業研究会

・期日＝２月（澄川小学校）、１２月（小・中学校、会場校未定）

▼事務局＝札幌市立厚別北小学校（幹事長―青柳吉乗教頭）

(関係団体 2018-01-10付)