子どもたちに夢と希望を　北広島市と日本ハムファイターズがパートナー協定締結

（市町村 2018-01-22付）

握手を交わす上野市長（右）と竹田社長

　北広島市と北海道日本ハムファイターズは十五日、北海道日本ハムファイターズ球団事務所で、パートナー協定を締結した。今後、教育関係では「スポーツ・コミュニティｉｎ北広島市」をはじめ、小中一貫教育におけるキャリア教育授業に関連した活動などを行う予定。上野正三市長は「球団が有する知見を共有し、次代を担う子どもたちに夢と希望を与えるまちづくりを進めていく」と話している。

　協定は、北広島市とファイターズが両者の有する資源を利活用し、互いに発展するための取組を協働して行うことがねらい。

　この日、上野市長とファイターズの竹田憲宗代表取締役社長が出席。協定書にサインし、両者のさらなる発展を誓った。

　上野市長は「北広島市が掲げる〝希望都市〟〝交流都市〟〝成長都市〟の実現に向け、本協定は今後の発展に大きく寄与するものと確信している」とし「球団が有する知見を共有し、次代を担う子どもたちに夢と希望を与えるまちづくりを進めていく」と話した。

　また、ファイターズの竹田社長は、ことしファイターズが本拠地移転十五年目に当たることにふれ「企業理念“Ｓｐｏｒｔｓ　Ｃｏｍｍｕｎｉｔｙ”における活動も新たなステージを迎えていると感じている。この協定が、その一歩となるとともに、北広島市の抱える地域課題の解決に貢献していければ」と述べた。

　今後、教育関係の事業では、二月十七日に北広島市総合体育館で、スポーツ教室やメディカルクリニック、食育講座などを複合した「スポーツ・コミュニティｉｎ北広島市」を予定。小中一貫教育におけるキャリア教育授業や小・中学校の体育授業に関連した活動なども実施する。

(市町村 2018-01-22付)