札幌市環境局がかるた作成へ　生き物テーマに３月完成　生物多様性の理解促進を

（市町村 2018-01-23付）

　札幌市環境局は、初めて生き物をテーマとしたかるたを作成する。現在、市内の小学生が考えた読み札をもとに作成中。三月にも完成する予定で、生物多様性について理解と定着を図るため、完成したかるたは市内の小学校や児童会館などに配布することとしている。

　市では二十五年三月に生物多様性の保全のための基本指針「生物多様性さっぽろビジョン」を策定。「環境首都・札幌」として、また、生物資源を消費する都市として生物多様性の保全に向けた取組を推進している。

　今回、生物多様性について市民のほか、児童などにも理解や定着を図るため、生き物をテーマとしたかるたを作成することとした。

　昨年九・十月に、市内の小学生を対象にあ～わまでの四十四文字の読み札を募集。「生き物に関すること」をテーマとした一千六百七作品の中から、四十四作品を選んだ。

　現在、かるたの絵札を作成しており、三月にも完成する予定。完成後は、市内の小学校や児童会館、保育園などに配布し、生物多様性について理解や定着を図っていく。

(市町村 2018-01-23付)