HOKKAIDOサイエンスフェス―道教委・旭川西高 活動活性化へ成果を紹介 SSH9校の生徒が集い発表(道・道教委 2018-02-20付)
各校生徒が研究してきた成果を発表した
道教委と旭川西高校は十二日、市立札幌開成中等教育学校でHOKKAIDOサイエンスフェスティバルを開いた。北海道地区スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校九校の生徒が、各校における活動状況や研究成果を口頭やポスターで発表。互いに刺激を受け、それぞれの研究活動の活性化につなげた。
主催は道教委と旭川西高。主管は市立札幌開成中等教育。道内のSSH指定校の生徒が、各校の活動状況や研究成果の発表を行い議論することで、相互に刺激し合い、研究内容の深化や研究活動の活性化を図ることが目的。
今回、旭川西高、札幌開成中等教育のほか、室蘭栄高校、札幌啓成高校、釧路湖陵高校、札幌日大高校、立命館慶祥高校、滝川高校、岩見沢農業高校の道内九校と連携校の宮城県多賀城高校から生徒・教職員など三百人以上が参加した。
開会式では、札幌開成中等教育の相沢克明校長、道教委学校教育局高校教育課の三条歩主幹らがあいさつ。三条主幹は「今後の研究において、相互に刺激し合いながら協働して、未知の分野に挑戦したり、科学的に探究したりするなど研究活動の活性化を図ってほしい」と呼びかけた。
このあと、口頭発表やポスター発表を実施。ポスター発表では、水面の振動に着目し、液滴が水面上で見せる動きの法則について研究してきたことや、海洋漂着物の再利用を考え、ホタテ貝殻セラミックスの様々な利用方法について研究してきたことなど、取り組んできた研究の成果を発表した。
最後に、北海道大学大学院保健科学研究院の武笠幸一名誉教授らによる全体講評が行われた。
(道・道教委 2018-02-20付)
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