地域創生実現へ人材育成 柴田教育長が予算案で会見
(道・道教委 2018-02-19付)

道教育予算・柴田教育長発表
学校・家庭・地域・行政一丸で取り組むことを表明

 道教委の柴田達夫教育長は十五日、三十年度道教育費予算案発表に当たって、会見に臨んだ。「地域創生を実現するためには、人材育成を担う教育の役割が重要」と述べ、学校・家庭・地域・行政が一丸となって本道教育の充実・発展に取り組むことを表明した。

 予算編成に当たっての基本的な考え方として「子どもたちには、社会の変化に主体的に向き合いながら未来を切り拓く力を身に付けていくことが求められている」「本道が北海道と命名されて百五十年という大きな節目に当たる年。子どもたちには、ふるさとに誇りと愛着をもち、世界に視野を広げ、多様性を尊重し、ともに支え合いながら、将来の北海道を支えるたくましい人材に育っていくことができるよう三十年度の予算案を取りまとめた」と述べた。

 その上で「学力や学習状況の分析・把握と指導方法の改善を検証改善サイクルとして確立し、学校全体で学力向上に向けて組織的な取組を行う」「学校・家庭・地域・行政の連携による運動意欲の向上に向けた取組を展開する」などと各種施策を説明。

 「地域創生を実現するためには、人材育成を担う教育の役割が大変重要。次代を担う子どもたちが様々な社会の変化に果敢に挑戦し、北海道の輝く未来を築き、幸福な人生を歩んでいくことができるよう、学校・家庭・地域・行政が緊密な連携のもとで、一丸となって本道教育の充実・発展に取り組んでいきたい」と表明した。

(道・道教委 2018-02-19付)

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