道子どもの生活習慣づくり実行委 生活改善を動画で啓発 中学生の生活リズム題材に(道・道教委 2018-02-20付)
道子どもの生活習慣づくり実行委員会(佐藤彰会長)は、動画資料「中学生の適切な生活リズム」を作成し、道民カレッジWebページ「教材ライブラリー」で公開している。動画は中学生向け版と保護者向け版の二種類。星槎道都大学経営学部の由水伸教授がオンラインゲームの危険性、青少年期の望ましい睡眠時間など、望ましい生活習慣を身に付けることの大切さを伝えている。道教委では今後、多くの関係者が活用できるよう周知し、望ましい生活習慣の定着に向けた学校・家庭・地域一体となった取組が促進されるよう努めていくとしている。
道徳授業で活用を
今回初めて制作したもの。中学生向けの動画は、中学校の「特別の教科 道徳」での活用を想定し、子ども自らが望ましい生活習慣に対する意識を高めることが目的。保護者向けのものは、研修会などに参加できない保護者が活用できるよう制作した。
動画は、全国学力・学習状況調査の生活習慣に関する調査結果と、星槎道都大の由水教授によるインタビューで構成。由水教授がオンラインゲームの危険性、青少年期の望ましい睡眠時間について説明し、生活リズムチェックシートの活用方法を紹介している。また、「毎日の早寝早起き朝ごはん」に加えて「一日二時間、予習復習」を提唱。短時間に集中して勉強し、充実した生活を送るよう呼びかけている。
保護者向けの動画では、これらの内容に加えて、家庭内におけるスマートフォンなどの利用に関するルールづくりの大切さや、望ましい生活習慣の知識を問う「早寝早起き朝ごはん知識クイズ」を紹介している。
(道・道教委 2018-02-20付)
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