北方民族博物館が記念セレモニー　入館者８０万人達成！　津曲館長「今後も魅力を発信」

（道・道教委 2018-03-06付）

佐々木課長（左）から記念品を受け取る衣原さん（中央）

　【網走発】北方民族博物館は二月二十五日、常設展示の入館者数が八十万人を達成し、同館で記念セレモニーを開いた。佐々木智英博物館課長が八十万人目の入館者に認定書と記念品を手渡し、同館の節目を盛大に祝った。

　同館は、北方諸民族の文化とオホーツク文化を紹介する博物館として平成三年二月に開館。以来、常設展示では年間約二～四万人の入館者を迎えている。

　八十万人目の入館者となったのは、帯広市の主婦・衣原和美さん。夫の潤一さんと観光で訪れたという。八十万人目の入館者となったことについて「びっくりした。まさかという気持ち」と驚きを隠せない様子だった。

　記念セレモニーでは、佐々木課長が認定書と、総合案内や同館のグッズなどが詰め込まれた記念品を衣原さんに手渡した。

　津曲敏郎館長は「当館が市民や道民はじめ、国内外の来館者に広く長く親しんでもらえてきたことの証であり、うれしい。北方民族文化に特化したユニークな博物館として、今後もますます多くの皆さんに魅力を発信し続けられるよう努力していきたい」と話していた。

(道・道教委 2018-03-06付)