石狩局が教育実践奨励表彰状授与式　受賞を励みに研究深化　札幌北高の優れた実践評価

（学校 2018-03-07付）

馬橋局長（右）から福士教諭に表彰状が手渡された

　二十九年度石狩管内教育実践奨励表彰に輝いた札幌北高校（宮下聡校長）に対する表彰状授与式が二月二十七日、同校で行われた。石狩教育局の馬橋功局長が代表者の福士公一朗教諭に表彰状を手渡し、実践の成果をたたえた。

　この表彰は、管内の学校教育および社会教育において優れた実践活動に取り組む個人や団体を表彰するもの。本年度、学校教育部門では、同校と石狩市立双葉小学校、恵庭市立恵庭中学校の三校、社会教育部門では、恵庭市子ども会育成連合会と北広島市西の里地区生涯学習振興会の二団体が受賞した。

　札幌北高は、二十八年度から文部科学省「教科等の本質的な学びを踏まえたアクティブ・ラーニングの視点からの学習・指導方法の改善のための実践研究」拠点校の指定を受け、主体的・対話的で深い学びを取り入れた学習や指導方法の工夫改善についての実践研究に取り組んでおり、今回、その実践が高く評価された。

　当日は、馬橋局長が同校を訪れ、代表者の福士教諭に表彰状を手渡した。表彰を受け宮下校長は「先生方と取り組んでいるアクティブ・ラーニングの成果が認められてうれしく思う。これからも全道や全国に発信していけるよう、研究や研修を深めていきたい」と意気込みを語った。

(学校 2018-03-07付)